エグゼクティブサマリー(総括)
✔ ゴール①:構想を1mmでも前に進める
100%達成発表者6名全員が「構想が前進しそう」と回答(KGI 100%)。「モヤモヤを相談できた」「刺激と活力と新たな展開へ繋がった」と実際の行動変容を誘発。聴講者1名のみ「いいえ」回答で、発表機会の有無が前進実感を左右する構造です。
✔ ゴール②:MPD生同士のつながり創出
100%達成「初めての人と話せた」は全員100%達成。5期〜13期の8学年、東京校・大阪校をまたぐ構成が実現。「ビジネスでも繋がった」(村山先生)と、越境コミュニティとしての機能が証明されました。
✔ ハイブリッド運営と再参加意向
定例化需要オンライン参加者の満足度は10.0点満点。批判者ゼロ(NPS +70)で、多数が「次回も参加したい」と自発的要望。単発企画から定例シリーズ化へ移行する根拠が揃いました。
⚠ 未達KPI:周りへの貢献実感
実績60% (目標80%)目標80%に対し全体60%(発表者50%)。原因は「何を助けてほしいのか」の事前共有がなく、聴講者が的確なFBを出せた自信を持てなかったため。フォーマットに相談論点を必須化することで解消可能です。
⚠ 動員・集客:認知度と適正規模設計
申込6名・聴講2名事前申込6名にとどまり、在学生(11・12期)への浸透が不十分。ただし少人数ゆえの濃密さが高満足度を生んでいるため、無制限な拡大ではなく「質を担保できる上限設計(発表6-8名+聴講枠)」が肝要です。
サマリー指標(KGI / KPI ダッシュボード)
| 区分 | 指標 | 目標値 | 実績(全員: n=10) | 実績(発表者: n=6) | 達成判定 | 根拠設問 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| KGI | 事業構想が前進しそうと感じた割合 | 100% | 90% | 100% | ◎ 達成 | 設問M |
| KPI | NPS(おすすめ度 平均) | 8.0 | 9.3 | 9.7 | ◎ 達成 | 設問J(10点満点) |
| KPI | 総合満足度(平均) | 8.0 | 9.5 | 9.7 | ◎ 達成 | 設問I(10点満点) |
| KPI | 自分の事業構想に役立った割合 | 100% | 100% | 100% | ◎ 達成 | 設問N |
| KPI | 周りの構想の前進に貢献できた割合 | 80% | 60% | 50% | △ 未達 | 設問O |
| KPI | 今まで話したことがない人と話せた割合 | 100% | 100% | 100% | ◎ 達成 | 設問P |
動員サマリー・参加者構成
動員サマリー(回収率 100%)
参加形態(ハイブリッド)
大阪校所属者もオンラインで参加し、校舎越境を実現。
属性バランス
5期〜13期(8学年間)の混成コミュニティ。
ビジュアル分析(データ可視化グラフ 6種)
① スコア分布(n=10)
総合満足度 & おすすめ度(10点満点)
② NPS構成比(Net Promoter Score)
推奨者(9-10) / 中立者(7-8) / 批判者(0-6)
③ セグメント別スコア比較
発表者 vs 聴講者 / リアル vs オンライン
④ 成果指標「はい」回答率
全員 (n=10) vs 発表者 (n=6)
⑤ 参加者の役割構成(n=10)
発表者 60% / 聴講者 20% / 教員・主催 20%
⑥ 参加者の属性構成(n=10)
修了生 60% / 在学生 30% / 教員 10%
NPS®(ネット・プロモーター・スコア)+70のレベル感と算出定義
「+70」とはどれほど優れた数値なのか? 一般的な基準・日本市場の傾向との比較
「友人・同僚に勧めたい度」を0〜10点で聴取し、回答者を3分類して算出(理論値: -100 〜 +100)。
- • 推奨者(9〜10点):7名 (70%)
- • 中立者(7〜8点):3名 (30%)
- • 批判者(0〜6点):0名 (0%)
ベイン・アンド・カンパニー等の国際基準におけるスコアランク:
日本人は中庸(5〜7点)をつけやすく、国内平均NPSは「-20〜-40」が一般的です。プラスになるだけでも高評価とされます。
批判者(0〜6点)が「完全にゼロ」かつ推奨者が70%を占めており、AppleやCostco等の世界的熱狂ブランドに匹敵する、極めてロイヤルティの高い体験が提供されたことを意味します。
オンライン(10.0点) > 東京校(9.4点)
ハイブリッド開催は満足度面で大成功。遠隔地(大阪校など)や多忙な修了生でもオンライン参加の体験価値が極めて高いことが実証されました。
聴講者(8.5点) < 発表者(9.7点) ─ おすすめ度では差が 2.2点 に拡大
おすすめ度では聴講者(7.5)と発表者(9.7)の開きが顕著。「自分の構想を発表してFBをもらう」という直接的関与が満足度の強いドライバーになっています。
定性分析:自由記述からのインサイト
良かった点(高評価要因)
本イベント最大のコア提供価値は「縦(期)× 横(校舎)× 時間軸(修了後)」の越境性。通常ゼミでは得難い刺激。
在学生には卒業後のロールモデル、修了生には再起動の刺激という「双方向の価値循環」が成立。
教員による即時FBが満足度10点群の共通項。リラックスした心理的安全性を担保。
改善点(構造的ボトルネック)
申込6名は目標ターゲット(11・12期)に十分リーチできておらず最大の課題。「少人数の濃さ」とのトレードオフ設計が必要。
意見が欲しいのか協力が欲しいのか不明瞭で、聴講者が的確なFBを出せず「貢献実感」未達の主因に。
3時間連続運営による疲弊懸念。オンライン側へのタイマー常時表示などUX整備が急務。
継続要望 & 形式の進化
「また是非開催してほしい」「参加したい」と多数が自発的表明。単発ではなく定例シリーズ化の強い需要。
一方向ピッチだけでなく「ポスターセッション」や「関心キーワード別ディスカッション」など対話型形式の示唆。
次回イベントへの改善提案アクションプラン
周りの構想への貢献実感が低い(実績60% / 発表者50%)
改善施策: 発表テンプレートに「① 現在地 ② 困りごと ③ 今日ほしいFBの種類(意見/協力者/壁打ち)」の3点を必須化し事前共有。聴講者は指定された論点に絞って発言する運用へ変更。
動員不足(申込6名)/ 認知度の不足
改善施策: 募集枠を2段階化(①発表者枠 6-8名・事前申込 / ②聴講枠 当日OK・申込不要)。青楠会ML+期別SNSで3回(4週前/2週前/前日)配信。過去参加者の推薦コメントを活用。
休憩なしの長時間運営(3時間連続ピッチ)
改善施策: 発表3件ごとに10分の休憩タイムを設定(例: 15:00-16:15 発表 → 休憩・名刺交換 → 16:25-17:40 発表)。休憩を「雑談・ネットワーキング枠」として構造化。
オンライン参加者の運営UX不足
改善施策: 画面共有でカウントダウンタイマーを常時表示。質疑応答ではオンライン参加者を最初に指名し発言機会を制度的に保証。
一方向ピッチの偏重解消
後半に「ポスター形式」や「キーワード別グループ討議」を導入し全員発言の場へ。
「定点観測」の定例シリーズ化
半期〜年1回の定期開催。前回発表者による「5分進捗アップデート枠」を新設し点から線へ。
聴講者の当事者意識向上
冒頭に「今日持ち帰りたいこと」を表明、終了時に振り返りシート回収。お客様から参加者へ。