本レポートの目的とアンケート概要
本アンケートは、2026年6月6日にハイブリッド開催された「MPD AI Agent Conference 2026(昼の部:勉強会本編/夜の部:東京懇親会)」の成果検証および次回開催への改善アクション策定を目的に実施されました。回答はすべて個人名ベースで厳格に名寄せ統合を行い、ダブルカウントを完全に排除した高品質なデータを使用しています。
Executive Summary
イベント総括・意思決定への提言
「行動意欲の喚起」に大成功した一方、
持続可能な成長に向けた3つの構造的ボトルネックが判明
① 総括:極めて強固な支持の獲得
本編満足度 8.40、NPS +23.6 と、初回の大規模ハイブリッド開催として大成功と言える水準を達成。特に「AIのフル活用意欲(92.7%)」が極めて高く、イベントの主目的を完全にクリアしました。
② 課題:顕在化した3つの乖離層
全体好評価の裏で、「難易度ギャップによる初心者の不満(約3割)」、「活用意欲に対する事業接続への弱さ(-12.7pt)」、そして「オンラインに劣るリアル現地体験(NPS -19.0pt)」という明確なボトルネックが存在します。
③ 提言:卓越クラスへのロードマップ
この3層(初心者・事業構想未接続者・リアル校舎参加者)を置き去りにしないための設計が次回の鍵です。ただAIを提示するのではなく、レベル別トラック設計と事業構想ワークの導入で、NPS +40(卓越クラス) への飛躍が確実に見込めます。
昼の部 | 勉強会本編
回答 N = 55 (回収率 46.2%)
総合満足度平均
8.40
/ 10 点満点
NPS® スコア
+23.6
良好
推奨者(9-10点): 38.2%
中立者(7-8点): 47.3%
批判者(0-6点): 14.5%
夜の部 | 東京懇親会
回答 N = 6 (回収率 19.4%)
総合満足度平均
8.83
/ 10 点満点
NPS® スコア
+33.3
優良寄り
推奨者(9-10点): 50.0%
中立者(7-8点): 33.3%
批判者(0-6点): 16.7%
📊 主要指標のスケール・基準について
データの解釈にあたり、以下の測定範囲と一般的な判断基準を前提としています。
- 総合満足度平均: 最小 0点 〜 最大 10点(8点以上は実質的な『高評価クラス』、9点以上は『極めて優秀な評価』と見なされます)。
- NPS®(ネットプロモータースコア): 最小 -100点 〜 最大 +100点。
一般目安:0点未満=要改善 / 0〜30点=良好 / 30〜50点=優良 / 50点以上=卓越。
◎ 強み | 成功の確信
- 1. 本編の高い総括評価: 満足度8.4、NPS+23.6と全体的に高い支持を獲得。特に「AIをフル活用しようと思った」が92.7%に達し、イベントの主目的である『行動意欲の喚起』を高いレベルで達成できた。
- 2. 懇親会(夜の部)の高い熱量: 回収率こそ低いものの、満足度8.83、NPS+33.3と昼の部を上回る結果に。教員・修了生・現役生の世代や立場を超えたネットワーキングに強い交流価値が認められた。
- 3. キラーセッションの確立: S1宮本・S2河原田の両セッションは肯定率96%超と驚異的な高評価。実際の画面実演(Manus等の具体活用デモ)や具体的なユースケースの提示が、参加者のニーズに完全に合致した。
△ 課題 | 伸びしろの発見
- 1. 初心者の難易度置き去り: 組織導入を扱ったS3中垣(71.7%)や、S5座談会(51.1%)の低さが目立つ。自由記述でも「超初心者向けが欲しい」「内容が難解だった」との声が複数あり、リテラシーに応じた配慮が不足していた。
- 2. タイムマネジメント: 5割の肯定率しか得られなかったS5座談会。前半セッションが押し寄せて質疑時間が不足し、実質的に失敗となったため厳格な時間管理が求められます。