1. エグゼクティブサマリー
全体総括・主要な成果と次回に向けた課題の概観
日本企業の一般水準(-15)を約69pt上回る極めて高い高評価を獲得。「世代を超えた繋がりを広げる」目的を十全に達成。
単なる飲み会ではなく「心理的安全性の高い越境学習・対話の場」として機能。教員陣の参加も世代間の架け橋に。
手書きアナログの手作り感が参加者の心を和ませ、運営の承認と感謝を具現化。一方で「話したかったが機会がなかった」(19%)が宿題。
店舗の固定着席レイアウトが移動を阻害。「知った顔で固まる」「打ち上げ感による参加しづらさ」が修了生の中立化を生んだ。
在学生は満足度9.4・NPS+57と大絶賛。修了生も回答率92%と愛着が高い一方、推奨度7点以下の5名中4名が修了生(固定席への不満・熱量差)。
集金総額 225,500円に対し店舗支払 203,500円(手許残高 22,000円)。早割・紹介割(6,000円)が88%を占め、事前支払施策が奏功。
①「立食+着席フリー」&45分ごと席替え、②紙芝居直後に「登場者と話そうタイム」、③「懇親会のみ歓迎」明記と料金表の一本化。
2. KPIダッシュボード & NPS分析
全体参加実績とグローバル/国内標準ベンチマークとの対比(アンケート分析!B15:S46)
★ Bain & Company 評価基準判定
非常に良い (上位25%)NPSは「推奨者% - 批判者%」で算出される厳しい指標です(中立者は除外)。平均点が高くてもプラスになりにくい中、+53.8 は際立った水準です。
国内外ベンチマークとの客観比較(Chart 1)
出典:NPS Benchmarks 2026 / NTTドコモビジネスX
3. 定量分析(全11グラフ網羅)
スコア分布・属性別比較・企画評価・期別校舎・収支決済データの徹底可視化
3-1 満足度・推奨度のスコア分布 (Chart 2)
0〜5点は双方とも0名N=26(アンケート分析!B51:D62)
3-2 NPS区分内訳 (推奨度ベース) (Chart 3)
NPS: +53.8推奨者(9-10点) − 批判者(0-6点)(アンケート分析!B67:D70)
3-3 属性別の回答率・満足度・NPS対比(アンケート分析!B74:H77)
先輩との壁打ちやネットワーキングによる学習的・心理的安全性の高い価値が大好評。
回答率は92%と高い愛着。一方、推奨度7点以下の5名中4名が修了生(固定席への不満・内輪感)。
教員5名を除く参加院生・修了生の実数ベース集計値。
3-4 & 3-5 特別企画「紙芝居」の定量検証
人柄伝達・アイスブレイク効果と実際の会話行動への転換ギャップ
3-4 紙芝居企画の設問別評価 (Chart 4)
否定回答 0件「とても+ややそう思う」合計が92〜96%(アンケート分析!B83:H86)
3-5 きっかけにした交流行動 (Chart 5)
機会損失 19.2%複数選択 N=26(アンケート分析!B99:D104)
3-6 期別 参加者数 & 回答者数分布 (Chart 6)
※7期は参加1名・回答2件2期〜15期の9期に跨る参加(14・15期が59%)(アンケート分析!B115:D125)
所属校舎の内訳 (Chart 7)
参加者32名(未記入2名除く30名集計)
3-7 運営・支払手段・料金区分・収支分析
集金総額 225,500円(教員分含む)/ 店舗連絡額 203,500円(差額手許残高: 22,000円)
支払手段の構成比 (参加確定者 N=32) (Chart 8)
PayPayが過半数(アンケート分析!B134:F142)
料金区分の適用状況 (Chart 9)
早割・紹介割の適用率が圧倒的多数
• 早期支払いを促す施策が機能。実質的に一律料金に近いため、次回は「○日までの支払いで一律6,000円」と告知を大幅に簡素化可能。
3-8 自由記述の頻出キーワード出現数 (Chart 10)
セル出現数(重複除外)アンケート分析!B150:D160(良い面は交流・繋がり・紙芝居、課題は席)
在学生 vs 修了生 バランス比較 (Chart 11)
正規化指標による属性ギャップの俯瞰
4. 定性分析:自由記述から見えたインサイト
参加者の生の声の構造化と課題の深掘り(アンケート分析!B166:S174)
「違う期といろいろ繋がれてよかった」「期や校舎をまたいだ交流ができる」「現院生、特に15期の皆さまと話せた」
2期〜15期が一堂に会する場は希少。在校生の実践談ニーズと修了生の接点ニーズが合致。
「一般の異業種交流会と全く違う『心理的安全性』」「根本の課題が話せた」「修了生が発表を聞いて壁打ちしてくれた」
単なる飲み会ではなく「学びの延長」として機能。修了生メンターが在学生満足度(9.4点)を牽引。
「先生方も参加してくださった」「今まで接点のなかった先輩や教授と交流ができた」
教員5名の参加は強力な参加動機に。共通の話題を生み、世代間の橋渡しに貢献。
「手書き人物イラストに愛情を感じた」「AIの激流の中、手作り感満載のアナログは和んだ」「ぐっさんの紙芝居最高」
運営陣への感謝を可視化し共感を生むトリガーとして機能。
「席が決まっていたので思ったより交流できなかった」(満足度6点)「席の移動が難しい」「知った顔で固まる」
唯一の批判者を生んだ直接的原因。着席型店舗の配置が足かせに。「立食+着席フリー」が必須解。
「青楠祭の打ち上げの趣旨もあり、実行委員以外は誘いづらかった」「足が遠のいている修了生も気軽に来れる工夫を」
内輪感が新規・久々の参加を阻害。告知段階から「懇親会のみ歓迎」を前面に出す必要性。
「会費が申込時期で変わるのが分かりづらい」「マイクがほしい」「校内+ケータリングなら割安で時間も取れる」
音響・プロジェクターの不備が体験価値を低下。料金は88%が早割なので大幅簡略化可能。
「絵をもっと大きく、はっきりと」「人選基準が不明で、自分が目立って申し訳なかった」
手元でのめくりに加えスクリーン投影を併用。人選基準と趣旨の事前周知が鍵。
先輩や教員の人柄・研究テーマをユーモアを交えて早期に紹介する仕掛け
同じ部署でも見えにくい個人の意外な強みや人柄を可視化し相互承認を促進
温かみのある手書きイラストによるストーリーテリングで主役に感謝を伝える
5. 次回開催へのアクションプラン & 改善提案
優先度別の具体策と次回定量的ターゲット(アンケート分析!B178:S185)
| 優先度 | 課題 | 具体的なアクションプラン | 次回目標 KPI |
|---|---|---|---|
| 🔴 高 | 座席固定による移動制限 |
• 「半立食+着席フリー」の会場選定(貸切スペース vs 校内+ケータリング費用比較)。 • 講義用タイマーを活用した45分ごとの強制シャッフル(席替え)。 • 事前に期・校舎・専門分野が均等に混ざる初期テーブル配置を作成。 |
「初対面と対話」42% → 60% 満足度8点以下の割合を下げる |
| 🔴 高 | 関心を会話につなげる仕掛け不足 |
• 紙芝居終了直後に「登場人物と話そうタイム」を設定(登場者が各卓を回る)。 • 名札シールに「期・校舎・今話したいテーマ/関心」を明記させる。 |
「機会がなかった」19% → 10%以下 |
| 🔴 高 | 打ち上げ色による参加しづらさ |
• 告知冒頭に「懇親会のみ・久しぶりの修了生・非実行委員 大歓迎」と大見出し化。 • 各期アンバサダーからの個別声がけと紹介割の継続。 • 冒頭に「青楠会の紹介」+「初参加者の紹介歓迎コーナー」を設ける。 |
修了生比率 41% → 50% 初参加者数を把握し拡大 |
| 🟡 中 | 料金体系の分かりにくさ |
• 料金表を1枚のインフォグラフィックにし「○日までの支払で○円」と明示。 • 早割・紹介割を統合して区分を簡素化。正会員メリットを併記。 |
料金問い合わせ 0件 早割適用率 88%以上を維持 |
| 🟡 中 | 会場設備(マイク・見えやすさ) |
• ワイヤレスマイクおよびプロジェクタースクリーンのある会場を必須要件に。 • 紙芝居は手持ちめくりと同時にスクリーンへ投影。 |
設備・音響への不満 0件 |
| 🟡 中 | 紙芝居の人選とメッセージ |
• 登場人物の選定基準とメッセージを事前に決め、登場者の事前了承を得る。 • 紙芝居の形式を院生ガイダンスやライフイベント向けに横展開。 |
紙芝居肯定率 95%以上維持 |
| 🟢 低 | アンケート回答率とデータ質 |
• 終了前にQRコードで「その場で5分間回答タイム」を設ける。 • 期と氏名を選択式にし、申込データと自動突合可能にする。 |
回答率 81% → 90%以上 (在学生74%の引き上げ) |